いくつになっても旅には憧れます
フィデル・カストロが亡くなったという報道で、ひさびさにこの映画を観たくなりました。
いまだに中南米の人達に支持されるカリスマ革命家チェ・ゲバラが医大生時代に親友とバイクで南米大陸縦断12000キロの旅をした青春ロードムービーです。
後にカストロとともにキューバ革命を起こした人ですが、この映画ではまだカストロとは出会いませんしキューバ革命までは描かれていません。南米大陸の国をまわる中で、貧困労働者やハンセン病患者と出会い南米の実情を知って行く中で「民衆のために・・・」となっていく姿が描かれています。
個人的には、このノートン500というバイクを選ぶセンスがかっこいい☆ バイクの旅っつーと大抵はハーレーとかアメリカンタイプのバイクで私は好きになれないのです。
途中でぶち壊れてヒッチハイクしたりイカダに乗ったりの旅ですけどね(笑)
(映画の紹介はどこまで内容を書いちゃっていいものか難しい)
若い世代の人には特にお薦めします☆
チェ・ゲバラ関連だと他に「チェ・28歳の革命」「チェ・39歳別れの手紙」もAmazonビデオで観れますが、こちらは多少なりともキューバ革命の予備知識があったほうが楽しめると思います。
政治的な話しや思想的な事は一切抜きにして、わたくしはチェ・ゲバラという男には中年になった現在も憧れます☆
たった82名で船でキューバに乗り込んで2万人のキューバ政府軍と戦う姿は、戦国武将の物語を観るような感覚で観てもいいのかなって思います。
わたくしもアメリカ映画を観るという話しでした(笑)