CACTUS & PLAID

手先も不器用なら人間関係も不器用・・・。そんな全てにおいて不器用な男が自由に表現するブログ

「ない仕事」の作り方 / みうらじゅん

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不器用問屋の人生に多大な影響を与え続ける、みうらじゅん氏の「ない仕事」の作り方を読みました。ちなみに写真のキューピー人形はこの著書とは一切なんの関係もありません。私は幼き頃から個人的にキューピー人形がマイブームなのです。

みうらじゅんと言えば「マイブーム」「ゆるキャラ」「クソゲー」といった言葉を生み出して来た人でみなさんもテレビなどでよくご存知だと思います。

 

この本では、元々は名称もジャンルもない、ただの地方振興の「着ぐるみ」でしかなかったマスコットを「ゆるキャラ」と命名し、いかにして彼が流行らせて行ったかなども努力と苦労の話しなんかも詳しく書かれています。

みうらじゅん氏の著書なので冗談を交えた笑える部分も多々ありますが、これは下手なビジネス書より役に立つような気もします。

好きなものを好きで居続けるために自分洗脳をする。「自分をなくす」・・・など、みうら氏の努力や考え方は非常に参考になると思います。

クリエイティブだけではなく、戦略も営業も自分一人で行う「一人電通」という方法は、クリエイターだけではなく個人店の店主の方にも非常に役立つような気がします。

よい作品作りや、よい商品などには努力を惜しまないけど、売るための努力ってあまりしてない人が多いのかもしれませんね。

 

まぁ、私はみうらじゅんが大好きなんでね、個人的に彼の全てがツボなんで他の人達がどう感じるか分からない部分もるんで「・・・な気がします」みたいな弱めの口調にしてあります。

天才には違いないんだろうけど、やっぱり天才だけではなく努力も必要なんだと思いました。(ちなみに彼は自分のことを「無駄な努力家」と言ってます)

 

 彼は駐車場でこんな言葉を見かけたそうです。

「空あり」

「ないもの」が「ある」

般若心経の真髄を、町の駐車場で見つけたのです。

 

この本を読んで、私も自分だけしか好きじゃなさそうで発表してきていない物を世の中に提示して行きたいなって思いました☆

 

「ない仕事」の作り方

「ない仕事」の作り方