私は夏の夕暮れもSmooth Jazz
夏の夕暮れって豆腐屋さんだの魚屋さんだの商店街のおばちゃんやおっちゃんが水を撒いて閉店準備をしていたり、近所の奥様達がジョウロで花に水やりをしていたりってイメージです。
水を撒いた後の匂いって凄く好きです。通り雨の後も同じ匂いがしますね。
水の匂いがノスタルジーを刺激してくれたりもして、少し胸がざわつきます。
夏は日が長く遅い時間に夕暮れを迎えるせいか、他の季節に比べて一日の終わりを感じられたりします。
一日過ごした汗を流しに、商店街を抜けて銭湯に行きたくなったりするのは私だけでしょうか?
夕暮れ=下町 という図式が私の中にはあったりします。
そんな私が、今回もまた個人的に勝手に夕暮れソングと位置づけてしまっている曲があります。
Jeff Golub / Ain't No Woman(Like The One I Got)
amazonでは名前がジェフ・ゴルブと表記されてますが、日本語読みがいまいちよく分からないギターリストです。
スムースジャズに位置づけされていますが、かなりブルース色の濃いギタリストで、ブルージーなスムースジャズをセンス良くお洒落に聴かせてくれます♪
今回ご紹介する曲、曲のタイトルを見てもおそらく夕暮れとは何の関係もないと思われます。私が超個人的に勝手に夕暮れに聴きたい音楽というだけです。
ギターとサックスが交互に奏でるメロディーや構成のセンスの良さ♪
私と同じように「ギターといえばストラトキャスターでしょ!」って人はかなりハマる、シングルコイルの生々しい音ですね。
いま東京はちょうどお盆の時期で、玄関先で迎え火や送り日を見かけたりすると夏の始まりを感じます。
私にとっては、そんなノスタルジックな風景や記憶が思い浮かぶ曲なのでした。