富士山とカッパのバッジ
最近、はてなブログではカッパ旋風が巻き起こっているようです。
立役者はもっちさんです。
余談ではあるが、僕はほぼ毎日の様にもっちさんに想いを馳せる時間がある。
LAWSONのパン売り場・・・モッチ・シリーズありますよね?
リラックマの茶碗欲しさに、ここんとこ毎日ローソンでパンを買っている不器用問屋は毎日もっちさんを思い出してしまうのである。
もっちさんゴメンナサイ。僕のお部屋のゴミ箱はもっちさんでいっぱいです。
本題に移らせていただく
もっちさんの描くカッパさんが僕を少年時代、まだカッパさんが人々にとって身近な存在だった時代の記憶へと誘ってくれた。
10月1日
そう都民の日である。
不器用問屋の家族は都民の日の休日は毎年、富士山の五合目に行っていた。
車では五合目までしか行かれないから五合目までしか行った事はない!
いまになって思えば有難い話しだが、不器用問屋少年は不満だった。
幼少期を東京都民として過ごした方ならピンと来たかもしれない。
そうです! 少年不器用問屋は都民の日は富士山よりも
カッパ・バッジが欲しかったんです!
都民でない人や若い世代の人のためにいちおう説明させていただこう。
カッパ・バッジとは文字通りカッパをモチーフにしたバッジ(印章?)である。
検索すればいくらでも画像は出てくるんだが、無断で使うのは気が引けるので画像なしで申し訳ない。
カッパ・バッジは学校でしか売られてなかったと思う。
都民の日の一日だけ限定で、都内の動物園やら遊園地やら東京タワーやら・・・様々な施設の入り口で、水戸黄門の印籠よろしくカッパ・バッジをかざせば顔パス無料で入れてしまうという、一日シンデレラのような便利アイテムだ。
ちゃっかり毎年デザインを変えて、他の年の都民の日には使えない仕様だ。
なぜ都民の日でカッパなの? と疑問を持つ生徒のために先生は「昔、隅田川にカッパがたくさんいたから」と毎年同じ説明をする。
浅草近くにある合羽橋道具街は、洪水など水害が多く困っている人々のために隅田川に住む人間想いの心優しいカッパ達が川を掘ったのが名前の由来と聞いた事もあった。
カッパ・バッジのデザインは小島功さんという漫画家が担当していたらしい。
北海道日本ハム・ファイターズ優勝おめでとうございます!
僕の少年時代は日ハムのホーム球場は東京の後楽園球場だった。いまでも日ハムを愛している。
後楽園球場の最寄り駅の水道橋を降りると、なぜかいつも黄桜酒造の歌が流れていた。
はい。そうです。
カッパッパァ~、ルンパッパァ~ってやつです♪
後楽園球場では回のチェンジの際の空き時間には必ずバックスクリーンに黄桜酒造のカッパのCMが流れていました。
このCMもyoutubeでいくらでも出てくるんだが、貼り付けは控えます。
そしてなんと、カッパ・バッジと黄桜酒造のカッパの両方とも小島功さんデザインであることを先ほど知りました。
元気が出るテレビでは千葉県の雄蛇ヶ池(おじゃがいけ)でもカッパが目撃されましたね。
僕の少年時代はカッパさんは人々の暮らしの近くに確実にいたんだと、いまでも信じて疑いません。
長くなってすみません。まとめられなくなりました。
なにはともあれ、少年時代の思い出に連れて行ってくれたもっちさんに感謝申しあげます。
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